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【米国】特許証の電子化予定

2021/12/14

【米国】特許証の電子化予定

米国において特許証の電子化が検討されている旨、米国特許商標庁より発表がありました。
パブリックオピニオンの募集を経て、規則改正がなされる方向です。
 
現時点で提案されている内容は、以下の通りです。

  • 紙の特許証の郵送に代えて、電子的な特許証を発行する
  • US$25を支払えば紙の特許証の入手も可能
  • 登録料支払いから特許登録までの期間が2週間短縮される
  • 商標の登録証についても同様に電子化される予定

 
弊事務所での実績では、登録料(issue fee)支払いから約5週間で登録されているので、この期間が3週間程度になると予想されます。
このことは、QPIDS(登録料支払い後のIDS)の対応すべき期間が短くなることを意味します。
また、登録料支払い後に継続・分割出願できる期間も短くなることになります。
 
米国特許商標庁の発表は以下のリンクでご覧いただけます。
<Director's Forum: A Blog from USPTO's Leadership>
https://www.uspto.gov/blog/director/entry/modernizing-how-we-issue-patents


 
記事担当者:外国統括管理部 設楽 修一
 
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