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特許業務法人 太陽国際特許事務所
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がんばれ新入生!

   毎年四月は新年度のはじまりです。この時期は、学校や企業で多くの新入生が入ってきます。新入生は、しばらくの間、その学校や企業に慣れるのが大変です。各自がそれまで、慣れ親しんでいる環境とは異なり、新たな知識やルールを覚える必要があるからです。
   人の頭脳には、即断回路と熟考回路とがあります。即断回路では、通学通勤路の選択や、いつもの仕事の手順など、特に熟慮することなく直感や感性で対応できる意思決定が可能です。一方、複雑な計算問題やビジネスでの重要な決定など、未体験の課題は即断回路で処理できません。これらは、過去に蓄積した知識やスキルを基にして、時間をかけた意思決定をする熟考回路で処理します。ところが、最初は塾考回路で処理された問題も、次からは即断回路に回されて、迅速に対応可能なものも出てきます。難しい問題でも複数回経験すると、その後は即断回路へ回すことができます。このようにして、人間は次から次へと遭遇する数限りない問題に対して、限られた頭脳領域を効率的に動かして迅速に対応できるようになる知恵を持っています。
   新しい環境に入り込んだ新人は、未体験事項が多くあり、熟考回路で処理する問題が多いので大変疲れます。しかし、一巡すると即断回路で処理できるようになり、重要な問題を熟考回路でゆっくりと対応出来る余裕が産まれます。これが、慣れとか上達とかの言葉で表現されます。
    このように頭脳内に2種類の回路があるのは、ゲームやスポーツの世界でも良く知られています。多くの課題を即断回路で処理できるように日々訓練することで、次第に上達し一流の選手になります。このような二段階対応は、知的財産の専門職においても同様です。知的財産の専門職が備えるべき高度な資質は、法律や技術の知識、スキル、これらを確実に業務へ活かせるためのマインドなど数多くあります。これらのうち、知識は即断回路に任せやすいものの、最新の知識に更新し、さらに知財のビジネスや戦略など新種の情報も含めた、体系的、複合的なデータベースが求められます。スキルやマインドは、即断回路で処理できる課題が多いほど、熟考回路と共働して、多くの、さらに高度な課題を解決できるようになります。
    初等から高等の教育機関、企業などの社会に、はじめて入った場合は、多くの課題や問題に遭遇します。そこで、多くの課題を即断回路で処理できる状態まで、早く自分の頭脳を訓練しなくてはなりません。最初は大変ですが、これを克服し、さらにその上の多くの課題をも即断回路で処理できるように早く実力を向上するよう期待しています。
    がんばれ新入生!


太陽国際特許事務所
所長 中島 淳


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