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ミャンマー特許法が2024年5月31日に施行されました

2024/07/04(最終更新日:2024/11/07)

ミャンマー特許法が2024年5月31日に施行されました

現地代理人からの情報などによれば、ミャンマー特許法が施行されたとのことです。
 
ミャンマーでは、2019年3月に特許法が成立した後、未施行の状態が続いていましたが、ようやく2024年5月31日に施行されました。
出願書類の様式や手数料については、今後の発表により明らかになるものと思われます。
現地代理人によれば、実際に出願が可能になるのは2024年10月頃からの予想とのことです。
 
なお、これまでミャンマーでは特別の特許法が無かったため、付与済みの外国特許に基づき、特許所有権宣言書(DOO:Declaration of Ownership)という書類を提出することで特許出願を受理していました。
この方法で既に登録済の件については、新法に基づいて再登録することはできないとされています。
 
出願には英語又はミャンマー語(ビルマ語)の明細書が必要で、コンピュータプログラム自体は保護対象外です。
 
出願様式、審査手順等についてのさらに詳しい情報が入りましたら、適時更新して参ります。
 
(2024/11/07追記)
現地代理人によれば、2024年10月31日から出願の受理が開始されたとのことです。


 
記事担当者:外国情報グループ アジアチーム(東南アジア担当) 弁理士 巌 庄一
 
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