【オーストラリア】出願の庁費用の変更、及び特許出願クレーム数の計算基準時の変更等
2024/09/13
【オーストラリア】出願の庁費用の変更、及び特許出願クレーム数の計算基準時の変更等
現地代理人からオーストラリア出願の庁費用の変更、及び特許出願クレーム数の計算基準時の変更等についての情報が届いています。
- 1.庁費用の改正
- 2024年10月1日からの改正料金は下記リンク先のPDFファイル(Summary table of fee changes)の通りです。
- <Fee review 2023–24 | IP Australia>
- https://www.ipaustralia.gov.au/about-us/accountability-and-reporting/fee-review-2023-24
- 2.クレーム数の計算基準時の変更
- 特許出願に関して、クレーム超過料金(クレーム数20を超える場合)については金額の変更はありませんが、計算基準時について変更がありました。
- (1)クレーム数はこれまでAcceptance時点で計算されていましたが、2024年10月1日以降は、最初に審査された時点で計算されます。
- (2)審査中にクレーム追加した場合、Acceptance時点で加算されます。審査中にクレームを削除した場合でも審査費用は返還されません。
- このため、現地代理人からは、以下の点を考慮するよう推奨されています。
- ① 不要なクレームを削除する等、クレームの最適化を行う。
- ② クレームの最適化を現時点で行いたくない場合は、2024年9月30日までに審査請求を行う。
記事担当者:外国情報グループ アジアチーム(東南アジア担当) 弁理士 巌 庄一
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