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INTA(国際商標協会)年次総会 アトランタへの参加

2024/06/05

INTA(International Trademark Association)とは


 INTA(国際商標協会)は1878年に創設された知的財産分野の非営利団体です。毎年行われるAnnual Meeting(年次総会)には世界約190か国から知的財産分野の専門家が集結し、ネットワークの構築や各国の最新情報の共有等を行います。「商標」と銘打たれてはいますが、実際には多数の特許関係者も参加し、知的財産分野では最大規模の国際会議となっています。

アトランタでの2024年総会


 141回目となる、2024年度の年次大会は、5月18日~22日の5日間、アトランタのジョージア・ワールド・コングレス・センター(GWCC)で開催されました。世界各国から10,000人以上の知財の専門家が参加しました。

太陽国際特許事務所の活動

 弊事務所では毎年、年次大会に参加しており、今年も7名のメンバーが参加しました。メンバーは手分けして、世界各国のビジネスパートナーと5日間で約50回以上のミーティングを行いました。既存のパートナーはもちろん、将来のパートナーに会って、各国の最新知財情報を共有し、ワールドワイドなネットワークを強化しました。日本における最近の変化として、商標法のコンセント制度の導入などについて紹介いたしました。

各国のビジネスパートナーを招いてのレセプション

 弊事務所では2007年のINTAから、継続的にレセプションを開催しています。今年もINTA開催期間中に、世界各国のビジネスパートナーを招き、日本酒などを振る舞いました。用意した日本酒は、弊事務所の長年のクライアントである静岡県の花の舞酒造様からお取り寄せした地酒で、参加された皆様からご好評をいただきました。今年は世界各国から350名以上のビジネスパートナーにご出席いただき、交流を楽しむとともに各国の貴重な情報を交換しました。ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

太陽国際特許事務所の外国業務関連活動

 太陽国際特許事務所では、INTAのような国際会議を利用し、海外のビジネスパートナーと直接対面でコミュニケーションする機会を設けることで、お互いの信頼関係と強固なビジネスネットワークを構築するよう努めています。
 また、直接会って話すことで、普段の業務を通しては得ることのできない最新の情報の収集や、メンバー個々の国際感覚に磨きをかけることに努めています。
 弊事務所のメンバーが収集した海外知財の最新情報等は、外国情報グループからみなさまにご提供いたします。


 
記事担当者:特許3部 李 泳沄
 
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