イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの軍事衝突に関連して、イスラエル特許庁から以下の事項が公表されています。
 

• オンライン出願システムは完全に稼働している。通常通り、特許庁への書類提出が可能。
• 現在の情勢の結果生じた状況により業務が困難になり、期限に間に合わない場合、「合理的な理由」、又は「申請者またはその代理人が制御できない理由」とみなされれば、期限内に対応したものとみなされる可能性がある。

 
2023年10月19日付けイスラエル特許庁発表資料（ヘブライ語）
＜הודעה לציבור בדבר אופן פעולת הרשות לשבוע הקרוב, החל מיום 15 לאוקטובר 2023＞
https://www.gov.il/BlobFolder/generalpage/patents-flowter/he/081023.pdf
 
期限の延長については、状況に鑑みて、広く寛容に認められているようです。
ただし延長費用の支払いが免除されるわけではなく、費用の支払いは必要です。
異議申立の期限日など延長が認められない手続き期限日もあります。
（2023/10/27付 現地代理人からの情報）