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海外知財セミナー(米国、カリフォルニア州)

2019/03/14

 米国カリフォルニア州ロサンゼルスでLAIPLA(ロサンゼルス知的財産権法協会)により3月5日に開催された知財セミナーに、パネリストとして弊所から1名のメンバーが参加しました。

LAIPLAについて

 LAIPLA(ロサンゼルス知的財産権法協会)は1934年に設立された歴史ある知的財産法組織です。ロサンゼルスの900名以上の知的財産弁護士がメンバーとして所属しています。AIPLA(米国知的財産権法協会)とは独立した地域団体であり、年間15回以上の研修を開催するなど、地域知的財産コミュニティとして活発な活動を行っています。
 
LAIPLA
https://www.laipla.net/

今回のセミナー内容


 今回のセミナーでは、米国特許弁護士をモデレーターとして、日欧中韓の4か国の知財専門家が各国における知的財産権取得および活用について比較討議するパネルディスカッションを行いました。LAIPLAにより主催されたセミナーですが、APABA (アジア太平洋米国法曹協会)およびSCCLA(南カリフォルニア中国弁護士協会)を共催者として、各団体に所属するロサンゼルス近郊の弁護士事務所や地元企業より多数の参加者を集めました。
 ロサンゼルスは南カリフォルニアにある大都市で、米国の映画産業やテレビ産業の中心地です。米国内ではニューヨークに次いで人口が多く、西海岸最大の商業、金融拠点となっており、電子機器、半導体、宇宙産業など最先端工業が発展しています。大都市であることから係争の数も多く、ダウンタウンには訴訟を専門とする法律事務所が軒を連ねています。また、西海岸という地域の特性上、アジアへの興味も強く感じられました。
 太陽国際特許事務所からパネリストとして1名の弁理士が参加し、本セミナーの日本パートを担当しました。パネルディスカッションでは、最新の知財動向や、日本において効果的にビジネスを進めるための知財戦略についてアドバイスを行いました。参加者からは日本の最新知財状況やその背景について活発に質問がなされました。また、セミナー終了後には参加者と懇親の機会があり、各国からの参加者やロサンゼルスで活躍する知的財産専門弁護士の方々と意見交換を行いました。
 
セミナー紹介ページ
https://www.laipla.net/annual-meeting-and-patent-litigation-lunch-2019/

太陽国際特許事務所の外国業務関連活動

 太陽国際特許事務所では、このようなセミナー等を利用し、海外のビジネスパートナーとのネットワーキングや最新の情報の収集、現地のお客様との交流の機会を得るために、直接対面する機会を大切にしています。
 また、直接会って話すことで、普段の業務を通しては得ることのできない最新の情報の収集や、メンバー個々の国際感覚に磨きをかけることに努めています。
 弊所のメンバーが収集した海外知財の最新情報等は、弊所の外国情報グループが分析、精査して、みなさまにご提供いたします。
 


 
記事担当者:特許1部 設楽 修一
 
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