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INTA(国際商標協会)年次総会 シンガポールへの参加

2023/05/31

INTA(International Trademark Association)とは


 INTA(国際商標協会)は1878年に創設された知的財産分野の非営利団体です。毎年行われるAnnual Meeting(年次総会)には世界約190か国から知的財産分野の専門家が集結し、ネットワークの構築や各国の最新情報の共有等を行います。「商標」と銘打たれてはいますが、実際には多数の特許関係者も参加し、知的財産分野では最大規模の国際会議となっています。

シンガポールでの2023年総会


 2023年度の年次大会は、5月16日から20日の5日間、シンガポールのサンズ・エキスポ&コンベンションセンターで開催されました。ついに世界各国で新型コロナウィルスの流行が収まり、入国時のワクチン接種証明及びコロナ陰性証明や、マスクの着用などの制約もなくなり、世界各国から約8,000人の知財の専門家が参加しました。

太陽国際特許事務所の活動

 弊事務所では毎年、年次大会に参加しており、今年も7名のメンバーが参加しました。開催期間中、弊事務所のメンバーは手分けして、世界各国のビジネスパートナーと5日間で50回以上のビジネスミーティング、ブレックファスト・ミーティング、ランチ・ミーティング、ディナー・ミーティング、その他のミーティングを行い、世界各国の最新の知財分野に関する情報共有や、より効果的にビジネスを進めるための話し合い、ワールドワイドなネットワークの強化等に努めました。ミーティング相手の出身国は、米国、中国、ドイツ、韓国、台湾、カナダ、スペイン、マレーシア、オーストラリア、インド、オランダ、シンガポール、南アフリカ、スウェーデン、チャンネル諸島と多岐にわたりました。

各国のビジネスパートナーを招いてのレセプション

 開催期間中の5月18日には、世界各国のビジネスパートナーを招き、毎年恒例のレセプションを行いました。今年度も世界各国から250名ほどのビジネスパートナーにご出席いただき、お寿司と日本酒などの飲食を提供させていただきました。豊洲市場から輸入したネタをシンガポール在住の寿司職人さんが握る寿司は大変好評でした。ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

太陽国際特許事務所の外国業務関連活動

 太陽国際特許事務所では、INTAのような国際会議を利用し、海外のビジネスパートナーと直接対面でコミュニケーションする機会を設けることで、お互いの信頼関係と強固なビジネスネットワークを構築するよう努めています。
 また、直接会って話すことで、普段の業務を通しては得ることのできない最新の情報の収集や、メンバー個々の国際感覚に磨きをかけることに努めています。
 弊事務所のメンバーが収集した海外知財の最新情報等は、外国情報グループからみなさまにご提供いたします。


 
記事担当者:特許3部 李 泳沄
 
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